第146回:朗読|ものの見方について-おじさんのNOTE

第146回:朗読|ものの見方について-おじさんのNOTE

2019-01-11    10'16''

主播: 日本語外教中村

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介绍:
  2017年10月28日,在早稻田大学参加活动的宫崎骏亲自表明,正在制作中的“最后一部”作品名为《你想活出怎样的人生》(君たちはどう生きるか),直接取自于同名小说。并透露:“那本书对于片中主人公来说有着很重要的意义”。   《君たちはどう生きるか》是1937年吉野源三郎发表的小说,发行本数超过100万册。2017年由羽贺翔一作画的同名漫画出版。作品围绕主人公——中学生本田润一在学校的各种经历、和他的所见所闻所感所想,以及叔父对他的启迪展开情节。   正是因为在特殊的年代,更要帮助年轻人树立正确的人生观,此书由此而诞生。小说由许多个有趣而又深刻的小故事构成,“贫困”、“校园暴力”、“勇气”、“学问”等主题直到今天,也发人深思。   2018年,“君たちはどう生きるか”入选日本流行语大赏。 朗読:吉野源三郎『君たちはどう生きるか』 BGM:広橋真紀子 - 星になれたら 订阅号:中村Radio(原稿が見られます) -------------- 以下为部分朗读原文,查看全部原文请移步【订阅号:中村Radio】 おじさんのNOTE 『ものの見方について』   潤一君。  今日、君が自動車の中で「人間て、ほんとに分子みたいなものだね」と言ったとき、君は、自分では気づかなかったが、ずいぶん本気だった。君の顔は、僕にはほんとうに美しく見えた。しかし、僕が感動したのは、そればかりではない。ああいう事柄について、君が本気になって考えるようになったのか、と思ったら、僕はたいへん心を動かされたのだ。  ほんとうに、君の感じたとおり、一人一人の人間はみんな、広いこの世の中の一分子なのだ。みんなが集まって世の中を作っているのだし、みんな世の中の波に動かされて生きているんだ。  もちろん、世の中の波というものも、一つ一つの分子の運動が集まって動いてゆくのだし、人間はいろいろな物質の分子とはわけのちがうものなんだし、そういうことは君がこれから大きくなってゆくにしたがって、もっともっとよく知ってゆかなければいけないけれど、君が広い世の中の一分子として自分を見たということは、決して小さな発見ではない。  君は、コペルニクスの地動説を知ってるね。コペルニクスがそれを唱えるまで、昔の人はみんな、太陽や星が地球のまわりをまわっていると、目で見たままに信じていた。これは、一つは、キリスト教の教会の教えで、地球が宇宙の中心だと信じていたせいもある。しかし、もう一歩突きいって考えると、人間というものが、いつでも自分を中心として、ものを見たり考えたりするという性質をもっているためなんだ。  ところが、コペルニクスは、それではどうしても説明のつかない天文学上の事実に出会って、いろいろ頭をなやました末、思い切って、地球の方が太陽のまわりをまわっていると考えてみた。そう考えてみると、今まで説明のつかなかった、いろいろのことが、きれいな法則で説明されるようになった。  …… (查看全部原文请移步【订阅号:中村Radio】)