坂本真绫欧洲游记-From Every Where 7-2

坂本真绫欧洲游记-From Every Where 7-2

2017-05-22    04'28''

主播: Jennykaede

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介绍:
7-2 開演時間になり、オーケストラのチューニングが始まると同時に観客たちも静かになった。私も少し姿勢を正して、赤いオペラカーテンが開くのを待つ。すると瞬間、幕の向こう側に立っている俳優の立場であるときの自分の気持ちがフラッシュバックして何とも言えない切ない気持ちになった。 小さい頃から大好きで夢だった「レ•ミゼラブル」というミュージカルでエポニーヌ役を演じてもう7年目。日本では20年以上も前から公演が続いていて、そのたびに大きな劇場を連日【れんじつ】満席にするほど人気の高い作品だ。エポニーヌはメインテーマ曲の1つでもある「オン•マイ•オウン」をソロで歌う、とても重要な役どころ。200回を超えるステージを重ねてきたのに私はいまだに毎回緊張する。でも幕が開く直前このチューニングを聞くと、スーッと心が凪いで【ないで】いくんだ。昨日も一昨日【おととい】も同じ演目【えんもく】で同じ役を演じているのに、またリセットされて全く新しいものに挑【いど】もうとしているような新鮮な気持ちになる。そして心と身体と音楽が、きゅっと手をつなぐ感じがするんだ。あの短い時間が、私は好きだ。 その感覚を思い出して、また涙が出てきてしまった。まだ芝居が始まってもいないのにチューニングを聞いただけで泣いている日本人。我ながら【われながら】可笑しい。たぶん隣の老夫婦【ろうふうふ】には気づかれなかったはずだけど。旅のせいか、私ずいぶん涙もろくなっているみたいだ。「ラ•ボエーム」も、もちろん素敵だった。私はオペラについてあれこれ語れるほど詳しくないけど、ミミ役を演じた女性の声が鈴のように美しかったからもうそれだけで楽しめた。悲しみを押し殺して恋人にさよならを告げる場面で、声を細く小さくして繊細【せんさい】に伸ばした音が、特に印象的だった。カーテンコールでもミミへの拍手が1番質の良い拍手だった。観客の気持ちは拍手の大きさにではなく質に表れるなあと、いつも思う。 終演後外へ出るとだいぶ薄暗くなりかけていて、時計を見ると22時。この時間になってようやく夜がやってくる。振り返るとオペラ座はライムグリーンにライトアップされ、神秘的【しんぴてき】なたたずまいで満足した観客たちを送り出しているところだった。 单词: オーケストラ 管弦乐队 チューニング 调音,定弦 フラッシュバック flashback,闪回 レ•ミゼラ ブル 《悲惨世界》 ミュージカル 音乐剧 演目【えんもく】 演出节目 挑む 【いどむ】 挑战 我ながら【われながら】连自己都... 可笑しい【おかしい】可笑的,滑稽的,奇怪的 カーテンコール 谢幕 【译文】 到了开演时间,管弦乐团开始进行调音的同时,观众们也安静下来。我也端正了坐姿,等待着红色的剧场幕布拉开。就在那一瞬间,当我看到站在幕布另一侧的演员们时,自己的思绪如瞬间闪回,无法言语的紧张感油然而生。 从孩提时代开始我就十分喜欢《悲惨世界》,并在这部音乐剧中演了7年的艾潘妮。在日本,该剧已经持续公演了20年以上,当时它是一部人气很高的作品,可以达到大剧场天天爆满的程度。艾潘妮是个非常重要的角色,她有一首独唱主题歌《On My Own》。超过200次反复登台的我现在仍然每次都会紧张。但是在即将拉开幕布,听到乐队的调音时,心情一下子平静了下来。尽管昨天和前天都是同样的剧目同样的角色,但却给人仿佛重置,再一次挑战新事物一般的新鲜感。而且身心以及音乐都紧紧地联系在了一起。我非常喜欢那个短暂的调音的时间。 回忆起那种感觉,眼泪又流了出来。演出还没开始,仅仅是听到调音声就泪流满面的日本人。连我自己都觉得可笑。邻座的那对老夫妇大概没有注意吧。是旅行的原因吗,我好像变成一个爱哭鬼了。《波西米亚人》当然非常好看。虽然我说不出对这部歌剧的详细的评价,但是饰演咪咪的女演员声音像银铃般美丽,仅仅如此就足以令人享受其中。压抑着悲伤和恋人告别的场景,声音轻柔细腻的延伸出去,令人印象深刻。连谢幕的时候对咪咪的掌声也是最为诚挚的。我一直觉得观众的心情并不只是表现在掌声的大小上从质量上也会表现出来的。 演出结束后走出剧院,天色已经微暗,看看手表已经晚上10点了。到了这个时间,夜晚终于降临了。回头望去,大剧院已经被灯光染成了柠檬绿色,神秘地伫立着,目送着满足的观众们离去。