第二枚纽扣争夺战

第二枚纽扣争夺战

2017-04-28    02'09''

主播: 一番日本语

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介绍:
3年生(ねんせい)の中(なか)には、卒業式(そつぎょうしき)の日(ひ)に勇気(ゆうき)を出(だ)して告白(こくはく)しようとする人(ひと)もいます。女子中高生(じょしちゅうこうせい)を対象(たいしょう)とした卒業(そつぎょう)に関(かん)する意識調査(いしきちょうさ) (2013)によれば、「卒業式(そつぎょうしき)の時(とき)、異性(いせい)に記念(きねん)にもらうとしたら何(なに)が欲(ほ)しいか?」という質問(しつもん)に対(たい)して、54%が「第(だい)2ボタン」と回答(かいとう)しているそうです。第(だい)2ボタンを大切(たいせつ)な人(ひと)にあげる習慣(しゅうかん)が始(はじ)まったのは、1960年(ねん)の『予科練物語(よかれんものがたり) 紺碧(こんぺき)の空遠(そらとお)く』という映画(えいが)のシーンの影響(えいきょう)です。戦時中(せんじちゅう)、主人公(しゅじんこう)の青年(せいねん)はもう生(い)きて帰(かえ)ってくることはないと覚悟(かくご)します。好(す)きな女性(じょせい)に何(なに)かをあげたいという思(おも)いから、出撃(しゅつげき)する前(まえ)に軍服(ぐんぷく)の第二(だいに)ボタンを引(ひ)きちぎって渡(わた)します。この感動的(かんどうてき)なシーンが元(もと)となり、卒業式(そつぎょうしき)に男子(だんし)が好(す)きな女子(じょし)に第二(だいに)ボタンをあげるという告白(こくはく)行為(こうい)が拡(ひろ)がりました。卒業(そつぎょう)をテーマにした歌(うた)にも第二(だいに)ボタンという言葉(ことば)がよく出(で)てきます。男子(だんし)から女子(じょし)にボタンを進(すす)んであげるよりも、女子(じょし)から好(す)きな男子(だんし)に「第二(だいに)ボタンをください」と言(い)ってお願(ねが)いすることが多(おお)いです。それは「あなたが好(す)きです」という告白(こくはく)と同(おな)じ意味(いみ)です。人気(にんき)のある男子(だんし)の第二(だいに)ボタンは争奪戦(そうだつせん)ですが、数名(すうめい)の女子(じょし)が「第二(だいに)ボタンをください」と言(い)ってきた場合(ばあい)、一番(いちばん)いいと思(おも)う女子(じょし)に第二(だいに)ボタンをあげ、後(あと)は好(す)きな順(じゅん)に第三(だいさん)ボタン、第四(だいよん)ボタン…と残(のこ)りのボタンをあげます。モテモテ男子(だんし)は、卒業式(そつぎょうしき)の日(ひ)には予備(よび)のボタンをわざわざ用意(ようい)しています。 在三年级的学生里,有人在毕业典礼那天鼓起勇气,准备向喜欢的人表白。据以女高中生为对象进行的关于毕业的社会调查(2013年)显示,在“毕业典礼上,如果异性给你有纪念意义的信物的话,你想要什么?”一问中,有54%的人回答“第2枚扣子”。第2枚扣子要交给最重要的人,这一习惯的开始是受1960年的电影《预科练习生的故事 碧蓝的远空》中的一幕的影响。战争时期,年轻的男主人公意识到自己不能活着返乡了,他想送点什么给自己心仪的女生,在奔赴战场前,他把军装上的第2枚扣子扯下送给了她。这感人的一幕就是其渊源,如今已演变为男生在毕业典礼上将自己的第2枚扣子送给心仪女生的表白行为。就连以毕业为主题的歌曲中也经常出现“第2枚扣子”一词。一般来说,在毕业典礼上,并不是男生主动把扣子交给女生,而是女生请求喜欢的男生“请把第2枚扣子给我”。这句话就等同于“我喜欢你”的表白。而受欢迎的男生们的第2枚扣子或许会引发一场争夺战,若有很多女生对某个受欢迎的男生说“请把第2枚扣子给我”,男生会把第2枚扣子交给自己最喜欢的女生,然后再根据自己喜好的顺序,把第3枚、第4枚……以及其他的扣子一一送出。他们在毕业当天还要特意准备备用扣子。