たしかなこと[小田和正]
あめあがりのそらをみていた とおりすぎてゆくひとのなかで /
かなしみはたえないから ちいさなしあわせに きづかないんだろ /
としをこえてきみをあいせるか ほんとうにきみをまもれるか /
そらをみてかんがえてた きみのために いまなにができるか /
わすれないで どんなときも きっとそばにいるから /
そのためにぼくらは このばしょで /
おなじかぜにふかれて おなじときをいきてるんだ /
じぶんのことたいせつにして だれかのこと そっとおもうみたいに /
せつないとき ひとりでいないで とおく とおくはなれていかないで /
うたがうよりしんじていたい たとえこころのきずはきえなくても /
なくしたものさがしにいこう いつか いつのひかみつかるはず /
いちばんたいせつなことは とくべつなことではなく /
ありふれたひびのなかで きみを /
いまのきもちのままで みつめていること /
きみにまだ ことばにして つたえてないことがあるんだ /
それは ずっとであったひから きみをあいしているということ /
きみはそらをみてるか かぜのおとをきいてるか /
もうにどとここへはもどれない /
でもそれをかなしいと けしておもわないで /
いちばんたいせつなことは とくべつなことではなく /
ありふれたひびのなかで きみを /
いまのきもちのままで みつめていること /
わすれないで どんなときも きっとそばにいるから /
そのためにぼくらは このばしょで /
おなじかぜにふかれて おなじときをいきてるんだ /
どんなときも きっとそばにいるから /