日本で毎年の12月“今年の漢字”が発表されます。日本で起きた出来事や行事によってその一文字が変わります。そして、年が明けると家族で、友達で、クラブで、授業で、会社で、自分の今年の漢字を連想し、お習字したりして、壁に貼ったりしてます。
この一文字は日本の一年の世相(せそう)を表現するもので、日本語を勉強している皆さんにもぜひその意味を理解していただきたいです。
今年の漢字は「安」です。
その意味は①安らかである。落ち着いている。心配がない。
②値段がやすい。③たやすい。簡単である。
などがあります。
日本の漢字能力検定協会の説明によると、2015年は「安」全保障関連法案の審議で、与野党が対立することになり、採決に国民の関心が高まっと年です。そして、世界で頻発(ひんぱつ)するテロ事件や異常気象など、人々を不「安」にさせた年でもあります。建築偽装問題やメーカーの不正が発覚(はっかく)し、暮らしの「安」全が揺らぎました。また“「安」心してください”のフレーズが流行するなど、人々が「安」心を求めた年です。
2014年「税」(ぜい)、2013年「輪」(わ)、2012年「金」(かね)2011年絆(きずな)