第一段台词~对男主的喜欢:
もし私に犬見たいな尻尾があったら、きっと嬉しさを隠しきれずにぶんふんと振ってしまったと思う。はあ、私は犬じゃなくてよかったな~なんて、ホットしながら思って、そういうことに我ながらバカだなあとあきれて、それでも遠野君との帰り道は幸せだった。
最初から、遠野君はほかの男の子たちとはどこが少し違っていた。中二のその日のうちに好きになって、彼と同じ高校に行きたくて、ものすごく勉強を頑張って何とか合格して、それでもまだ遠野君の姿を見るたびにもっと好きになっていてしまって、それが怖くて毎日が苦しくて、でも会える度に幸せで、自分でもどうしようもなかった。
第二段台词~冲浪成功,决定告白:
あの日から、幾つかの台風が通りすぎ、そのたびに島は少しずつ涼しくなっていた。サトウキビを揺らす風がかすかに冷気をはらみ、空がほんの少し高くなり、くものりんかくが優しくなって、カブに乗る同級生たちが薄いジャンパーをはおるようななった。私が半年ぶりに波の上に立てたのは、まだ夏のかろうじて残るそんな十月の半ばだった。
第三段台词~决定放弃告白:
遠野君とほかの男と違って見える理由が少しだけ分かった気がした。
そして同時に、東野君は私を見てなんていないんだっていうことに私ははっきりと気付いた。だからその日、私は遠野くんに何も言えなかった。
遠野君は優しいけれど、とても優しいけれど。でも、遠野君はいつも私のずっと向こう、もっとずっと遠くの何かを見ている。私が遠野君にのぞむことはきっと叶わない。それでも、それでも私は、遠野君のこときっと明日も明後日もその先のやっぱりどうしようもなく好きなんだと思う。