古今和歌集 春之歌

古今和歌集 春之歌

2019-01-30    02'11''

主播: 蒋诚实(あや)

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介绍:
古今和歌集 春の歌 001 舊年(ふるとし)に春立(はるた)ちける日詠(ひよ)める  年(とし)の内(うち)に 春(はる)は來(き)にけり 一歲(ひととせ)を 去年(こぞ)とや言(い)はむ 今年(ことし)とや言(い)はむ  001舊年立春所詠 歲內春既來 顧思過往年一載 非宜稱昨年 亦復(通“岂”)合稱今年 徬惶不知謂何年  -------------------在原元方 001 003 題知(だいし)らず  春霞(はるかずみ) 立(た)てるや出(いづ)こ み吉野(よしの)の 吉野(よしの)の山(やま)に 雪(ゆき)は降(ふり)つつ  003題不知 春日雖臨到 遍尋不見春霞立 今觀御吉野 吉野山中雪紛紛 何日纔(通“才”)得見春意 ---------------------佚名 003 006 雪(ゆき)の木(き)に降(ふ)り掛(か)かれるを詠(よ)める  春立(はるた)てば 花(はな)とや見(み)らむ 白雪(しらゆき)の 掛(か)かれる枝(えだ)に 鶯(うぐひす)の鳴(な)く  006詠降雪掛枝頭  時逢初春臨 枝頭殘雪似咲花 白雪掛樹梢 點落林頭艷比華 鶯(莺)醉其觀忙啼春 --------------------------素性法師 006 011 春(はる)の初(はじ)めの歌(うた)  春來(はるき)ぬと 人(と)は言(い)へども 鶯(うぐひす)の 鳴(な)かぬ限(かぎ)りは あらじとぞ思(おも)ふ  011初春之歌 年明春來矣 人人交言告春臨 然鶯未曾囀 一日不聞鶯啼春 絲毫無感春來意 ----------------------------壬生忠岑 011 019 題知(だいし)らず  深山(みやま)には 松(まつ)の雪(ゆき)だに 消(き)え無(な)くに 都(みやこ)は野邊(のべ)の 若菜摘(わかなつ)みけり  題不知  蒼鬱深山裏 松上餘雪未消融 積雪彌更厚 反觀都中人里間 野邊若菜已可摘 -----------------------佚名 019 031 歸雁(かへるかり)を詠(よ)める  春霞(はるかずみ) 立(た)つを見捨(みす)てて 行(ゆ)く雁(かり)は 花無(はなな)き里(さと)に 住(す)みやならへる  031詠歸雁 時逢春霞起 捨霞不顧今飛去 雁紛歸北國 思惟北地無花里 想是雁兒熟住乎 ---------------------------------伊勢 031