梦(ゆめ) 微睡(まどろ)んで诱(さそ)い込(こ)まれ行(ゆ)く
时(とき)の无(な)い部屋(へや) ただ见(み)つめるだけ
哀(かな)しむ事(こと)に疲(つか)れ果(は)てて尚(なお)
届(とど)かぬ声(こえ)を呟(つぶや)く唇(くちびる)
儚(はかな)い热(ねつ)を追(お)い求(もと)めては今(いま)も乱(みだ)れるこの世(よ)に
逃(のが)れる术(すべ)を探(さが)すばかりの孤独(こどく)な星(ほし)
永久(とこしえ)に続(つづ)く路(みち)なら
何时迄(いつまで)も待(ま)つ理由(わけ)も无(な)く
憎(にく)まずとも朽(く)ち果(は)てられる筈(はず)と
今(いま)を舍(す)て生(い)きる
梦(ゆめ) 醒(さ)めて行(ゆ)く 光明(ひかり)が目(め)を射(さ)す
花(はな) 舞(ま)う様(よう)に 涙(なみだ)はらはらと落(お)ちた
散(ち)り行(ゆ)き踏(ふ)まれ尘(ちり)となっても
何时(いつ)かまた咲(さ)き夸(ほこ)れば
贵方(あなた)の胸(むね)を彩(いろど)る桜(さくら)になれますか
染(し)み渡(わた)る心(こころ)の滴(しずく) 秽(けが)れは未(ま)だ取(と)れぬままで
他(ほか)の谁(だれ)を爱(あい)する事(こと)もなく 时(とき)だけが过(す)ぎ去(さ)る
问(と)いかけた言叶(ことば)は 虚空(こくう)に消(き)え
届(とど)け 梦现(ゆめうつつ)に托(たく)すこの愿(ねが)いの花(はな)を
宵(よい)の空(そら)に浮(う)かび寂(さび)しげに辉(かがや)いた胧月(おぼろづき)