第133回:朗読|窓ぎわのトットちゃん‐新しい学校・気にいったわ

第133回:朗読|窓ぎわのトットちゃん‐新しい学校・気にいったわ

2018-08-23    10'08''

主播: 日本語外教中村

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介绍:
第33回~第38回《窗边的小豆豆》系列节目,时隔100期,又回归了! 《窗边的小豆豆》是日本作家、主持人黑柳彻子创作的儿童文学作品,首次出版于1981年。这本书讲述了作者上小学时的一段真实的故事:小豆豆(作者)因淘气被原学校退学后,来到巴学园。在小林校长的爱护和引导下,一般人眼里“怪怪”的小豆豆逐渐变成了一个大家都能接受的孩子。巴学园里亲切、随和的教学方式使这里的孩子们度过了人生最美好的时光。 -------------- 以下为部分朗读原文,查看全部原文请移步【订阅号:中村Radio】 『新しい学校』   学校の門が、はっきり見えるところまで来て、トットちゃんは、立ち止まった。なぜなら、この間まで行っていた学校の門は、立派なコンクリートみたいな柱で、学校の名前も、大きく書いてあった。ところが、この新しい学校の門ときたら、低い木で、しかも葉っぱが生えていた。 「地面から生えてる門ね」  と、トットちゃんはママにいった。そうして、こう、つけ加えた。 「きっと、どんどん生えて、今に電信柱より高くなるわ」  たしかに、その二本の門は、根っこのある木だった。トットちゃんは、門に近づくと、いきなり顔を、ななめにした。なぜかといえば、門にぶらさげてある学校の名前を書いた札が、風に吹かれたのか、ななめになっていたからだった。 「トモエがくえん」  トットちゃんは、顔をななめにしたまま、表札を読みあげた。そして、ママに、 「トモエって、なあに?」  と聞こうとしたときだった。トットちゃんの目の端に、夢としか思えないものが見えたのだった。トットちゃんは、身をかがめると、門の植えこみの、すき間に頭をつっこんで、門の中をのぞいてみた。どうしよう、見えたんだけど! 「ママ!あれ、本当の電車?校庭に並んでるの」  それは、走っていない、本当の電車が六台、教室用に、置かれてあるのだった。トットちゃんは、夢のように思った。“電車の教室……”。  電車の窓が、朝の光をうけて、キラキラと光っていた。目を輝かして、のぞいているトットちゃんの、ホッペタも、光っていた。  …… (查看全部原文请移步【订阅号:中村Radio】) 朗読:黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』 BGM:Claude Piaf - The last waltz 订阅号:中村Radio(原稿が見られます)