中央銀行　大陸外金融機関の預金「ゼロ準備率」廃止

中央銀行　大陸外金融機関の預金「ゼロ準備率」廃止 中国の中央銀行は1月18日、中国大陸外の金融機関による大陸内での元預金に対して、通常の預金準備率を適用すると発表しました。 中央銀行はこの日の発表で、「1年間の準備期間を経て、関連技術条件が整ったため、2016年1月25日より、大陸外の金融機関による大陸内での預金に対して、通常どおりの預金準備率を適用する。ただし、中央銀行やその他の政府準備管理機関、国際金融機関、主権国家資産ファンドなど、大陸外の中央銀行関連の機関は対象外となる」と、明らかにしました。 中国の中央銀行が2014年12月に公表した文書によりますと、大陸外の金融機関が大陸内の金融機関に預金する場合、預金準備率は存在していたものの、暫定的に準備率はゼロ％に設定されていました。（翻訳　朱丹陽　梅田謙） 中国央行对境外金融机构境内存放不再“零准备金” 中国央行1月18日宣布对境外金融机构境内存放执行正常存款准备金率。 　　央行1月18日表示，经过一年多的准备工作，相关技术条件已经具备，决定自2016年1月25日起，对境外金融机构在境内金融机构存放执行正常存款准备金率政策。境外金融机构不包括境外央行（货币当局）和其他官方储备管理机构、国际金融组织、主权财富基金等境外央行类机构。 2014年12月，中国央行发文，规定将境外金融机构在境内金融机构存放纳入存款准备金交付范围，存款准备金率暂定为零。