「稼ぐ男」のバレない男性美容

「稼ぐ男」のバレない男性美容

2016-01-12    13'49''

主播: 索谓

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介绍:
主要文本: ◆著者プロフィール 田村俊人(たむら・としひと) 祖母の代から美容師一家に育ち、自身もヘア&メイクアップアーチストの道へ進みました。 独自の理論と整形級に変身するメイクテクニックが、テレビ、雑誌で話題となっっている方です。 こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。 本日紹介する田村さんの本は、男性に向けた美容本。 それも「稼ぐ男」のための男性美容ですよ。 見た目って大事ですよね。 それは重々承知しています。 そのために色々やっています。 でも、美容……はしてないですよ、男ですもん。 田村さんによれば 「見た目を変えれば、自信が生まれます。それはビジネスでの信頼感につながります。人間関係もスムーズにしてくれます」 ということなんだそうです。 第一印象がその後の人間関係に大きな影響を与えるというのは、よく言われることですよね。 その第一印象ですが、たった0.2?0.5秒の間の「見た目」で判断されてしまうそうなんです。 だったら、そのために、美容に時間を費やしてもいいんじゃないかなと思います。 清潔感が大前提です。 田村さんが勧める男性美容は、女性のように美しく飾る美容ではなく、ビジネスツールとして効果を発揮するための、自然な清潔感と健康的な印象をつくるためのスキンケア、ヘアケア、そしてメイクテクニックです。 この本を読むと、男にも美容は必要なんだと本気で感じました。 これはやらないとだめだ、という気になります。 田村さんによれば、世界のトップビジネスマンにとって男性美容はもはや常識なんだとか。 本の中では、4人のトップビジネスマンが紹介され、彼らがどんなメイクテクニックを実際にしているのかが、写真入りで紹介されています。 その4人とは…… アップル社CEOのティム・クック。 Amazon.comのCEO、ジェフ・ベゾス。 スターバックス・コーポレーション会長兼CEOのハワード・シュルツ。 アップル社の前CEO、スティーブ・ジョブズ。 なぜ、彼らがメイクをするのか? 答えは簡単です。 “見た目”がビジネス評価に直結するからです。 欧米では、企業のトップの顔つきによって株価が変わるといわれているのだそうです。 トップが不健康そうだったり、不潔に見える企業は、株主の信頼を得られず、社会的な評価を落としてしまうのだとか。 しかし、この4人の写真を見ると分かるのですが、メイクをしているようには見えません…… それに彼らは多忙でしょうし、おそらくそれ相応のプレッシャーを社内外から受けているはずですよね。 普通ならば、疲れも顔に出てしまうでしょう。 クマも出て、肌荒れだっておこるはず、年齢的にシミや小じわが目立ってきそうなのに、みんな若々しいですよね。 清潔感もあって健康的。 それはメイクテクニックによるものだったんですね。 例えば、Amazon.com CEOのジェフ・ベゾス。 この方は、色白なのにヒゲやクマが目立たないのは、コンシーラーで消しているからなんだそうです。 さらにリップで赤みをプラスして、眉の印象も強めています。 これだけで、疲れも弱みもなにも見えません。 すごい、メイクテクニック! では、本の中は具体的に、どんなことが紹介されているかというと…… 大きくは、グルーミングの基本として、眉毛、ヒゲ、もみあげのお手入れの仕方、毎日のスキンケア、正しいヘアケア、肌の悩み別お手入れ、バレないメイクテクに分かれて紹介されています。 カラー写真での説明で、とても分かりやすく具体的なので、すぐに活用できそうですね。 さらに何と言っても、ビフォーアフターが載っているので、視覚的にもガツンと見せてくれています。 眉毛のグルーミングの基本の頁では、顔の印象大きな部分を占めるパーツの眉毛のお手入れ方法から書き方、間違ったやり方などが書かれています。 眉毛次第で、目力が出て、意思が強い印象になるのが分かります。 例えば、こんな風に書かれていました。 「眉毛の手入れで大切なポイントは、長さと形のバランス。眉頭が鼻の穴と目尻の間にあり、眉尻は口角と目尻を結んだ線の延長線上にあるのが理想的なバランス。また、眉間が狭いほど凛々しい印象になり、離れているほど優しい印象になることも知っておきましょう」 とあります。 男女問わず眉毛は印象を変える重要なパーツの一つなんですね、 興味のある方は是非、この本を参考にして、メイクを研究して頂きたいと思います。 その他にも、男性のスキンケア方法も載っています。 みなさん、スキンケアしてます? 顔洗うだけで、あとはかさかさしてたら、姉妹の鏡台から何だか分からないけど化粧水って書いてあるからつけちゃえ、っていう人いませんか? それでは、ダメなんだそうです。 では、どうすればいいのでしょう。 デイリーケアの基本は、洗顔、化粧水でうるおす、乳液で保湿する。 顔の正しい洗い方、知っていますか? 水でジャブジャブ……これ違うんですよ。 正しいのは、洗顔料をネットに2?ほど出すのだそうです。 毎日きちんとやっている人には「うんうん…。そうそう」という感じでしょうが、全く気にしてこなかった人は、「ネットてなに?」からのスタートなんじゃないですか。 顔を洗うためのネットがあるんですよ、みなさん。 その洗顔料を付けたネットにオイルを5滴ほどたらします。 お湯を加えてモコモコの泡ができるまでよく泡立てて、まずはTゾーンから。 次に小鼻から顔全体へ洗っていきます。 そして忘れがちな耳の後ろもしっかり洗います。 首の境も洗います。 タオルで拭くときはこすらないで、やさしく押しあてるように。 どうですか? これで完璧です。 また、マッサージで小顔になる方法も紹介されています。 至れり尽くせりの、まさに、痒い所に手が届く内容となっていますね。 メイクアップの頁では、5歳若返る肌の作り方などもあって、女性美容本より詳しく丁寧かも、と思ってしまいます。 口角を上げるメイクテクニックなんか、女性でも知らない人、いるんじゃないかな。 口角が下がっていると、顔つきが老けてしまうから、これもある程度年齢を超えたら必要な技なんでしょうね。 肌色のコンシーラーを下唇に塗るだけなんですよ、簡単。 ピンポイントのメイクで、驚くほどの効果が見えます。 田村さんが20年もヘアとメイクを担当してきた俳優・柏原崇さんとの対談もあり、その内容も濃くて、男性にはとても参考になるかと思います。 柏原さんのイケメンの秘密なんかも分かるかも…… その他にも、薄毛対策や白髪対策、爪のお手入れ、二重の作り方、カラコンの選び方、なんとタトゥを化粧で消す方法までも載っています。 形成外科医師との対談の頁では、医者から見た美容も載っているので、こちらもまた参考になるかと思います。 メイク道具の紹介や、サプリの取り方もあり、美容に関してまったく知らなかった人でも、この本を読んで実践すれば、明日からは、デキる男、稼げる男になっていること、間違いなしです。
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