【朗读会展示】花言葉物語 チューリップ(2)——NJ:冻酸奶

【朗读会展示】花言葉物語 チューリップ(2)——NJ:冻酸奶

2017-05-03    04'27''

主播: 初声日语

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介绍:
初声朗读会是初声日语自发组织的朗读活动,在初声,我们两耳不闻窗外事,一心只读圣贤书。这里是为学习而生的初声日语。我们娱乐中学日语,偶尔搅基,我们最终的目标,是让大家在这里有所收获,更开心地学好日语,仅此而已。 如果你也想参与我们的朗读活动,欢迎加入听友群咨询:545191329 本期展示:朗读会之系列朗读【花言葉物語シリーズ】 组长:初声日语教学部Candy 朗读者:组员 冻酸奶 有轻微喷麦,请见谅。 文本: チューリップ2  昔々、オランダのとある町にとても美しい娘が住んでいました。 この娘は姿ばかりでなく、心もとても美しかったのです。一度でもこの娘を見た人は、この世の物とは思えない美しさに心を打たれて、娘のことが頭から離れなくなってしまうほどでした。町の人々はみんな娘が大好きだったんです。中でも三人の騎士は娘に激しい思いを抱き、毎日のようにプロポーズしていました。 「好きです。結婚してください。あなたなしの人生なんて考えられない。」 「お願いです、傍にいさせてください。」 「大丈夫、君を幸せにしてあげるから、安心してお嫁においで」 騎士としての身分や家柄など、三人にほとんど差はありませんでした。そればかりか、見た目にもみんなかっこよく、優しくて、思いやりもあります。騎士としての仕事も申し分なく、正義を愛し、悪と戦う勇気もありました。三人は皆立派な好青年だったのです。 「私の愛の証として、家宝の剣を贈りましょう。」 「この王冠を貴方に捧げます。」 「黄金もほら、こんなにあるんだ。これを全部君にあげるよ。」 三人が娘に贈ったものは、どれもすばらしく、娘は誰か一人を選ぶなんてことはできませんでした。 「私は一体どうすればいいのでしょう。」 それから娘は何日も考え抜き、ある決心をしたのです。 娘は花の神フローラに願い出て、こう言いました。「どうかお願いです。私を花にしてください。私にはあの三人の中の誰か一人を選ぶことなんてできません。もしそんなことをすれば、あとの二人はどんなに悲しむことでしょう。私は誰かが傷付き、悲しむ姿は見たくないのです。それなら、一層花になりたい。人間の好みでは、誰か一人を選ばなくてはいけないけれど、花なら、三人に同じように微笑みかけることができるし、三人から、同じように愛してもらうことができるから」フローラは娘の願いを聞き入れ、花の姿に変えてくれました。その姿こそ、チューリップだったのです。 ふっくらとした花の形は王冠を、すっきりと伸びた葉は剣を、そして球根は黄金によく似ていました。どれもあの騎士たちからもらったものです。愛する娘が、チューリップに姿を変えたのだと知った騎士たちは協力して、毎日大切にチューリップの世話をしました。そうして、いつしかチューリップの花は国中に咲き起こるようになったのです。どうだった、チューリップの物語、面白かった?