2018年3月25日 「式」をとる
道具や機器の使い始めと終わりに、心の中で礼を尽くすと共に、その物への謝意を表わす習慣をつくってみましょう。
使い始めは〈使います。お願いします。お世話になります〉、終わりは〈おかげで用が済みました。ありがとうございます。助かりました〉といった具合です。
すると、機械や道具が自分の手足のごとく機能してくれます。仕上がりの効率も良くなり、ケガを防ぐことにもつながります。
こうした一定の作法は、生活のあらゆる場面でも応用ができます。食前食後の挨拶の習慣や職場での朝礼・終礼に代表されるように、事の始めと終わりに、区切りをつける「式」を意識して行なってみましょう。
例えば、営業先で商品の説明を行なう際、その場に対して一礼し、終了時にも、忘れずに感謝の一礼を行ないます。
物を大切に扱う習慣が、良い物作りに結びつくことと同様に、「事」や「場」に対しても一定の礼式をとることで、より良い環境が切り開かれるでしょう。
今日の心がけ◆区切りを大切にしましょう
謝意[しゃい]谢意,感谢
防ぐ[ふせぐ]防卫,防守
一定[いってい]一定,适度
作法[さほう]作法;礼法,礼节,礼仪,礼貌,规矩
区切り[くぎり]段落