065 日剧/最高的离婚「结夏给光生的信」.jp

065 日剧/最高的离婚「结夏给光生的信」.jp

2016-03-19    06'44''

主播: 千秋的布丁酱

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介绍:
光生さんへ 光生さんだって、いま自分で、そう書いてて、びっくりしました。あなたのことを名前で呼ぶのは、ちょっと記憶にないぐらい久しぶりな気がして、なんか緊張します。 とりあえず、ご報告です。わたし家を出ました。 部屋をみて、びっくりしましたか。口、開いてませんか。今、説明しますので、ひとまず、それを閉めてください。 あのね、光生さん、やっぱりそのまま、一緒に住んでいるのは変だと思いました。私達離婚して結構たつし、何か支障があると思うのです。どんな支障かはうまく説明できないのですが、最近、どうも、また、あなたのことを見てると、変にざわざわとするのです。私なりにそのざわざわを打ち消すとか、あるいは、元に戻す努力を検討してみたのですが。どちらもうまくいきませんでした。わたし、あなたのことを変だとか言いましたが、どうやら誰より変なのは私なのかもしれません。いろんなことの調整はうまくできないのです。 好きな人とは生活上気が合わない、気が合う人は、好きになれない。 私、あなたの言うことやすることや、何一つ同意できないけど、でも好きなんですね。 愛情と生活はいつもぶつかって、なんというか、それは私が生きる上で抱える とても厄介な病です。 まえに映画見に行きましたよね。ほら、私が十分遅刻した時。横断歩道を渡ったら、待ち合わせのところに、あなたが立っていました。寒そうにして、ポケットに手を入れてました。この人は、今、私を待ってるんだ。そう思うと、なぜか嬉しくなって、いつまでも、見ていたくなりました。それは、映画を観るより、ずっと素敵な光景だったのです。 あなたをこっそりみるのは好きです。 あなたは照れ屋で、なかなかこっち向かないから、盗み見るチャンスはたびたびあったのです。目黒川を二人で並んで歩くとき、こっそりみてました。dvdをみているとき、本読んでる時、いつもあなたを盗み見て、気持ちは自然と弾みました。 桜が見える家にお嫁にきて、桜が嫌いな人と一緒に暮らして。 だけど、あなたが思うより、ずっと私はあなたに甘えていたし、包容力っていうのとは少し違うけど。あなたの膝で、くつろぐ心地よさを感じていました。一日、日向にいるような、そんな、まるで、猫のように。もしかしたら、私はこの家に住む、三匹目の猫のようなものだったのかもしれません。 おいしいご飯、ありがとう。暖かいべっど、ありがとう。膝の上で、頭を撫でてくれてありがとう。あなたを見上げたり、見下ろしたり、盗み見たり、まじまじ見たり、そんなことが何より、かけがえのない幸せでした。 光生さん、ありがとう。 お別れするのは、自分で決めたことだけど、少し寂しい気がします。でも、もしまた、あなたをこっそりみたくなったときは、あなたにちょっと話しかけたくなった時は、また、どこかで。 背景音乐: 1.Fabrizio Paterlini - The stars that fell over that night 2.瀬川英史 - Divorce Rhapsody