日语朗读:梶裕貴の本「いつ君力」第一章(3)

日语朗读:梶裕貴の本「いつ君力」第一章(3)

2020-05-24    04'41''

主播: 安安Ron

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介绍:
大家好呀!我又来了!欢迎评论分享!❤️ 下面是朗读全文: いつか全てが君の力になる 第1章 僕が14歳だった頃 将来、なりたいものはありますか? 皆さんには、将来の夢がありますか? 大人になったらどんな職業に就きたいですか? もしかしたら、やりたいことやなりたいものがなかなか見つからず、悩んでいる人も多いかもしれませんね。 実は、僕もその1人でした。 ただし。僕の場合は、やりたいこともなりたいものも多すぎて、 1つに絞れないーーと言う、ある意味贅沢な悩み。小さい頃は、いくらでもなりたい自分がイメージできました。 例えば、サッカー選手。きっかけは小学校低学年の頃に放送していたテレビアニメ『蒼き伝説シュート!』です。葛藤しつつも輝いている主人公の姿に憧れてすぐにサッカーを始め、その楽しさにすっかり夢中になりました。 「僕もこんな風にサッカーが上手くなりたい!」 一度そう思うと、もう頭の中がサッカー選手になることだけでいっぱいになってしまうのです。 放課後は友達と暗くなるまでサッカーをし、帰ってからも自主練を黙々とやる。 「どうやったら強いシュートが打てるんだろう」 「自分より体の大きな相手とマッチアップするときにはどう対処したらいいんだろう」 常にそういったことばかりを考えて生活していました。 ……と思えば。ある程度時間が経つと、すぐに別の夢が膨らんできます。体育の成績が良かったりすると、「オリンピックで金メダルを取りたい!」といった具合に。 スポーツだけではありません。図工の時間に絵を描く楽しさを覚えると、漫画好きだったことも相まって「漫画家になりたい!」と思っていた時期もありました。 それから、勉強が楽しくて仕方がない時期もあって、そんなときの夢は「科学者になりたい!」でした。 「何かを発明して、人類の役に立ちたい!」なんて。 勉強でもスポーツでも、いちどハマると夢中になってしまうクセ。 よく言えば"何にでも興味を持つ、好奇心旺盛な少年"。悪く言えば"同じことを続けていられない三日坊主"ですね(笑)。 でも、その都度、「夢に近づくにはどうしたらいいんだろう」と、全力で、真剣に考えていたんです。 そんな小学校当時の夢。やはり漫画やアニメの影響が大きかったかもしれません。 『スラムダンク』が流行ればバスケを始める。『名探偵コナン』を観れば「探偵になりたい!」といったように。学校でなくしものがあったときには、名探偵気分で率先して捜査を始めたりもしていました(笑)。 なんとも子供らしい安直な発想ですが、それでも当時の僕は常に本気でした。 今考えれば……もしかすると、そうして大好きなキャラクターになりきることで、自分では無い誰かを"演じて"いたのかもしれません。