NO.30 [朗读] 结夏写给光生的信 —— 最完美的离婚

NO.30 [朗读] 结夏写给光生的信 —— 最完美的离婚

2020-04-14    05'57''

主播: 元柒柒柒

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介绍:
先看的光生写给结夏的信 感觉网上喜欢那封信的人比较多。 在微博上很多人发那封信的片段 结夏的这封信就相对少了好多。 但没想到 我个人其实更喜欢这封信哎 可能是因为同样是女生的角度 所以更容易被感动吗? 无论是哪封信,果然是这种细节最容易打动人啊 女主写到去看电影的时候 「それは映画を観るよりずっと素敵な光景だったのです」 真的太.... 光生さんへ 光生さんだって、今自分でそう書いてて、びっくりしました。あなたのことを名前で呼ぶのは、ちょっと記憶にないぐらい、久しぶりな気がして、何か緊張します。 取りあえずご報告です。私、家を出ました。部屋を見て、びっくりしましたか?口開いてませんか?今、説明しますので、ひとまず、それを閉めてください。 あのね光生さん。やっぱりこのまま一緒に住んでいるのは、変だと思いました。私たちは離婚して結構たつし、何かと支障があると思うのです。どんな支障かはうまく説明できないのですが、最近どうもまた、あなたのことを見てると変にざわざわとするのです。私なりにそのざわざわを打ち消すとか、あるいは、元に戻す努力を検討してみたのですが、どちらもうまくいきませんでした。私、あなたのことを変だとか言いましたが、どうやら誰より変なのは、私なのかもしれません。いろんなことの調整がうまくできないのです。好きな人とは生活上気が合わない、気が合う人は、好きになれない。私、あなたの言うことやすることには、何ひとつ同意できないけど、でも、好きなんですね。愛情と生活はいつもぶつかって、なんというかそれは私が生きる上で抱える、とても厄介な病なのです。 前に映画みにいきましたよね?ほら。わたしが10分遅刻したとき。横断歩道を渡ったら待ち合わせのところに、あなたが立っていました。寒そうにしてポケットに手を入れてました。この人は、今私を待ってるんだ。そう思うと何故かうれしくなって。いつまでも見ていたくなりました。それは、映画を観るよりずっと素敵な光景だったのです。あなたをこっそり見るのが好きでした。あなたは照れ屋で、なかなかこっち向かないから、盗み見るチャンスはたびたびあったのです。目黒川を二人で並んで歩くとき、こっそり見てました。DVD見てるとき、本読んでるとき、いつもあなたを盗み見て、気持ちは自然と弾みました。 桜が見える家にお嫁にきて、桜が嫌いな人と一緒に暮らして。だけどあなたが思うよりずっと私はあなたに甘えていたし。包容力っていうのとは少し違うけど。あなたの膝でくつろぐ心地よさを感じていました。一日ひなたにいるような、そんなまるで猫のように。もしかしたら、私はこの家に住む、三匹目の猫のようなものだったのかもしれません。 おいしいご飯、ありがとう。暖かいベッドを、ありがとう。膝の上で頭をなでてくれて、ありがとう。あなたを見上げたり、見下ろしたり、盗み見たり、まじまじ見たり、そんなことが何より掛け替えのない幸せでした。 光生さん、ありがとう。お別れするのは自分で決めたことだけど、少し寂しい気もします。でも、もし、また、あなたをこっそり見たくなったときは、あなたにちょっと話しかけたくなったときは、また、どこかで。。。