僕の妻も、夕食後は本を読んだり/テレビを見たり、完璧に一人で過ごしています。月に二日は、ぶらりと旅に出たりします。彼女にとって/一人の時間が大切なことがよくわかるから、私はいっさい/立ち入りませんし、娘の世話などのフォローもします。
僕が一人になれる時間をつくって/くれているのは、会社の人たちであり/家族です。彼らの協力なしでは、決して一人にはなれません。
おたがいが/おたがいの一人の時間を認め、一人での生産性を理解し、一緒の時間は/しっかりとコミュニケーションをとる間柄。理解者であり/協力者である関係。大切な人たちとは、こんなつきあいをしたいと思うのです。
僕は一週間くらい旅に出て、誰とも連絡を取らず、すべてを遮断することがあります。それは僕がわがままだから/ではなく、まわりのみんながそれを理解し、受け入れてくれるから/できることなのです。
結婚していようと、どこかに所属していようと、一人の時間を忘れてしまえば、何かに/すがることになります。依存して生きていけば、自分をなくしてしまいます。
ちょっとしたことでもいいのです。一人の時間をつくりましょう。その際には、相手に対して「一人になってもいいよ」と明言することも大切です。
(朗读材料源自中村日语电台)