娜塔莉·波特曼哈佛大学演讲-日译版

娜塔莉·波特曼哈佛大学演讲-日译版

2017-06-16    11'04''

主播: 读什么日语

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介绍:
ナタリー・ポートマン氏  女優としての仕事において、はっきりと自分でなぜこの仕事をしているのかとわかるまでに時間がかかりました。私が初めて公開された映画に出演したのは1994年でした。もう一度いいますが、それはあなた達のほとんどが生まれた年でしょう。映画の公開時、私は13歳でした。当時『ニューヨークタイムズ』が批評した一字一句を今でも覚えています。「ポートマンは動きの演技より、静止の演技がずっと素晴らしい」。 映画が公開されると、世界各地で批判を受けました。この映画はヨーロッパでは「レオン」アメリカでは「プロフェッショナル」と呼ばれています。あれから20年たった今日、35本もの映画の上演経験の後にも、その映画について人々から最も多くの言葉を頂きました。どれほど好きな映画であったか、どれほど心を動かされたか、なぜ一番好きな映画の一つなのかについて語り聞かされます。 私の映画初出演の経験は初期には悲惨なものでしたが、かえってそれは幸運なことだったと今は思います。この業界で賞を得た歴史や経済的成功、批評家からの良い反応ではなく、映画を作っていく経験と個々の心の結びつきを可能にすることが、女優として働く意義なのだと早い時期から学びました。さらに、後世へ残るような作品を作ろうとした場合に、最初の観客や批評家の反応は間違った予想であるかもしれないということも学びました。 私は自分の心が惹かれる仕事だけを引き受けるようになりました。つまり、自分が意義ある経験ができると思う仕事を引き受けるようにしたということです。「ブラックスワン」を制作する時、この役を経験することになったのは完全に私自身の意向でした。既に観客や批評家が私の映画をどう批評し、観に行くかどうか話すことについて、すっかり慣れっこになっていました。 あるレベルにまでバレエの技術が到達すると、それ以上のところで自分自身の踊りを決めるのは、ちょっと変わった癖だったり、意図的なミスであったりするのです。あるバレリーナは、ターンをするときに少しだけバランスを崩してターンをすることで有名でした。技術的に最高レベルに達することは決してできません。常に誰かがより高く跳び、また美しいラインを作り出します。ただ一つ自身にできる最高のことは、自分自身を確立するということです。